はじめかた

AI ドット絵向けの原画の選び方

Pixelize できれいな結果を出しやすくする原画の条件。被写体の大きさ、構図、コントラスト、背景、解像度、クロップの目安。

更新日 2026-07-23

原画がはっきりしているほど、Pixelize は解きやすい問題になります。スタジオ品質は不要ですが、主役が大きく、枠の中で見分けやすく、余計なノイズから離れている方が有利です。

このガイドは「どう原画を選ぶと AI ドット絵が読みやすいか」です。細部が必ず残る保証はありません。Pixelize は描き直すので、髪・服・表情・背景の解釈は回ごとに変わり得ます。目指すのは強い視覚の手がかりを渡し、無駄な再生成を減らすことです。

テスト用の白髪マスコット原画
テスト用の白髪マスコット原画

ドット絵にしやすい画像とは

ドット絵は単純な形とまとまった色で伝わります。AI が描き直しても、シルエットと意図のある構図は解像度だけの勝負より大事です。

強い原画の目安は四つ:

  • 焦点が一つ: 何のキャラ/物かがすぐ分かる
  • 被写体のスケール: 重要な部分が画面の意味ある面積を占める
  • 読みやすい分離: 同系色の背景に溶けない
  • 意図したフレーミング: すでにポートレート/アイコン/シーンに近い

スマホ写真でもイラストでも、別の生成画像でも、この四点の方が「超高解像度であること」より効きます。

1. 主役をはっきりさせる

習い始めはキャラ一体が扱いやすいです。群衆や重なりが多い構図は AI に競合する細部を渡します。

サムネイルサイズで見てもポーズと輪郭が分かるなら有望。顔が点になる/背景に溶けるなら、アップする前にクロップ。

全身でも体が枠の大半を占め、輪郭が読めるなら問題ありません。シーン自体が主役ならシーンでよい。用途に合わせて原画を選んでください。

被写体スケールの比較
被写体スケールの比較

2. 極端な解像度よりきれいな輪郭

JPG・PNG・WEBP、最大 20MB。適度にシャープな一枚で十分なことが多いです。巨大ファイル=良い結果ではなく、極端に小さい画像は失われた細部を戻せません。

3. 背景とコントラスト

主役と背景の明度・色が近いと、マス化したときに輪郭が消えやすいです。忙しい背景は 背景透過 の前段として、Pixelize で単色・透明を試すのも手です。

背景の比較
背景の比較

4. 先にクロップする

クレジットを使う前に、欲しい構図に近づけます。ポートレートなら顔と肩、アイコンなら中心のキャラ。比率は Pixelize 側でも選べますが、原画の余白が多すぎると被写体が小さくなりがちです。

クロップ比率の例
クロップ比率の例

まとめ

焦点・スケール・分離・フレーミングを先に整える。細部保証ではなく、再生成を減らすための原画選びです。流れ全体は AniPixel の流れ、通し手順は はじめかた